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2011年事故状況報告書集計

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整理番号:11-013
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/11/27 2011/11/23
7:05頃
栃木県茂木町 ツインリンク茂木 南ランチサイト インフレ直前、片側のバーナーバルブ付け根付近からガス漏れ。パイロットランプの火より引火する。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
151
4
10
19
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1860 UltraMAGIC / UltraMAGIC / Mk21 57 59 離陸時 競技 3 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
機材異常 なし なし 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
離陸前にバーナーを焚き込み、離陸しようと試みていたところ、バーナーのバルブ付け根よりガス漏れに気付き、ホース内のガスを抜く。漏れたガスに火が引火したため、皮手をしたP2が消火。 再度ボンベのバルブを開き、バーナーを焚き込んだが状況は同じ。バーナーバルブを軽く焚くことでこの状況にはならない。反対側のバーナーは問題無し。 このことから、離陸はしてみるものの、ガスは漏れるため、ランチの外でランディングした。 朝の競技終了後、ディーラーとも話したが、バルブ内ピストンにキズ、Oリングが摩耗していた。購入後14か月目のため、原因不明。 離陸後直ぐに着陸したことより、競技会とはいえ、離陸すべきでなかった。 Oリングの交換により、ガス漏れは止まった。

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整理番号:11-012
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/11/27 2011/10/29
7:00頃
滋賀県東近江市小川町 農道 インフレ時に開口部とスクープを焼損
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
4
2
2
4
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1840 INOM / racer65 Lindstrand / Jetstream 30 29 インフレ中 JOY 快晴 18 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
操作ミス 予定 未定 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
インフレの際、インフレータは正常に動いていたが、普段よりも球皮が膨らまなかった。そこでバーナーを少しずつ焚いて膨らませて立ち上げようとした。一旦膨らんだように見えたので、一気に立ち上げようとバーナーを焚いたが、風向きが変わったため球皮がへこみ、開口部がしぼみながら立ち上がりかけた。この時、しぼんでしまった開口部に対して、強引に立ち上げようとバーナーを焚いてしまったため、スクープの少し上部の4パネル程を焼き、穴が開いてしまった。 風は穏やかであったが、風向きの変化に対して素早く柔軟な対応を行わなければならなかった。一度球皮をたたんでから再度インフレを行う等、無理のない対応を、常に心がけなければいけない。 以下の複合要因と考えられます。 1) パイロットがPIC時間4時間弱で、種々の気球の立ち上げに充分にはなれていなかった点。 2) 農道からの離陸となり、レイアウトで十分に球皮を広げられなかった点。 3) 機体がレーサータイプであり、元々球皮頭部の立ち上がりが遅く、インフレ中は開口部がしぼみ易い点。 4) インフレ中に風が逆風となり、開口部下部の球皮が巻き上げられてしまった点。 5) これらの要因によって開口下部が通常以上に巻き上げられたのに、そのまま立ち上げを継続しようとバーナーを焚き続けてしまった点。

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整理番号:11-011
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/10/31 2011/10/8
9:40頃
富山県礪波市中村 多目的運動広場 スカイフェスとなみ2011係留時、前の組より軽い組だったため急上昇し、頂点でカラビナに過負荷が掛り、カラビナが破損、ロープが外れた。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
77
0
0
0.5
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2550 Lindstrand / Lindstrand / Jetstream 64 58 係留中 係留 16 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
カラビナ1個破損、スクープ止め部断裂 確認ミス なし なし なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
係留の最終組。前搭乗組は大人4名だったものが、大人1名、子供2名と重量差が大きく、地上の押さえ要員が一斉に手を放したため急上昇した。この際、アンカー車両接続ロープ4本の内1本のロープのカラビナ(バーナーフレーム接続側)の、安全環部にロープが引っ掛かり、カラビナの横方向に荷重がかかったため、開閉部の回転軸のピンを支える部分(軸受部)が折れ、ロープが外れた。 緊急に着陸し、搭乗者を無事に降ろした。 またこの時、スクープのバーナー側シャックルを止めているテープが、縫い目からちぎれた。 この1つ前の搭乗者と比べ、余りにも搭乗者が少なく軽かったため、急上昇してしまった。最後の搭乗ということで人が少なかった。フィールドスタッフ等を搭乗させて、重量の均衡を図るべきだった。 複数のパイロットがそれぞれ係留準備を行っていたが、これを統括・指揮する者が決められていなかった。各場所の確認は、お互い経験豊富であったため、これを信用してしまったと思われる。また、操縦したパイロットの確認漏れもあるため、係留時においてもしっかりブリーフィングを行い、各担当範囲の役割分担を明確にして確認・点検しパイロットに報告、パイロットの最終判断にて実施するように、また搭載重量も適切に判断し、リップ操作や地上クルー搭乗で調整してもらいたい。

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整理番号:11-010
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/10/31 2011/10/8
8:30頃
富山県礪波市七社 着陸後、球皮がバーナーの上に落ちてきたため、緊急処置として生ガスを出しバーナーコイルを冷やそうとした。しかし、種火は消えていたが、草に火が移っていて、生ガスがそれに引火してしまい、燃焼してしまった。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
20
0
0.5
10
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1700 INOM / 12gore UltraMAGIC / Mk10 plus 200 200 最終着陸時 競技 10 2
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス 予定 未定 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
着陸時、バウンドした後、幅1m程のコンクリート用水路にバスケットが挟まりほぼ横倒しの状態で止まった。その際、空気の抜けた球皮が風に煽られ、バーナーの上に被さってきたため、緊急処置として生ガスを噴射した。バーナーの種火が消えていることは確認したが、バーナーしたの土手の草に火が点いていて、生ガスがその火で燃焼してしまった。その際に球皮4パネルを焼損した。 球皮4パネルを焼いてしまった直接的な原因は上記の通りであるが、精神的に余裕がなく、ローパスして着陸すべきところを、無理に手前で降りてしまったことが原因の1つとして考えられる。 今後はP1トレーニングを積み、技術や経験を重ねていきたい。 バスケットが倒れて止まった時にPICがP2の下になってしまった。また、P2との連携がうまくできなかったため、立ち上がって球皮がバーナーに被さるのを防ぐとこができないと考え、生ガスを噴射させている。 周りに火の気があれば、今回のように爆発的に燃焼するので、特に、着地後倒れた状態のままでは、絶対に生ガスを出してはいけない。 熱いコイルに球皮が触れて溶けるのは、ごく僅かだし、人間が(皮手袋を付けた)手を伸ばせば、容易に防げる。

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整理番号:11-009
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/10/12 2011/10/09
07:30頃
群馬県板倉町 東洋大学南西側上空 競技中、リップラインと球皮との接続部が外れたかズレたことに気付かずにバーナーを焚いたことで、リップラインのカバー部分が溶けてしまった
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
129
7
7
46
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1650 AEROSTAR / S51A Lindstrand / 91 94 飛行中 競技 18 6
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
確認ミス 予定 約10万円 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
渡良瀬大会2日目、AMフライト。 競技フライト中、気付かない内に何かの拍子でリップラインと球皮の接続が外れるかズレるかし、パラシュートからリップラインと滑車がバーナーまで一直線になってしまった。その後そのことに気付かず、アプローチのため下降中にブレーキとしてバーナーを焚いたところ、リップラインと滑車部分を焼いてしまった。最終タスクを終えたあたりでリップラインの赤いカバー部分が溶融し、ゴンドラに落下してきたことで初めてそのことに気付き、バーナーを真上ではなく斜め上に焚いたところ、今度は球皮の開口部付近を少し焼いてしまった。 競技のアプローチ中ということもあり、上方(リップラインの方)を確認しないでバーナーを焚いてしまったことが原因だと考えられる。 特に風が強いわけではなかった。 リップが引けなくなる重大事になる可能性があった。機体チェックを充分にして、バーナーを焚くときも時々上を確認してください。

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整理番号:11-008
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/10/12 2011/10/09
06:57頃
栃木県栃木市赤間1887-5 競技中、民家の駐車場にタッチダウン
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
630
3
9
9
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1700 CAMERON / TR-60 CAMERON / sirocco w 158 180 飛行中 競技 - 3
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス なし なし 地主さん、大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
降下中、目測を間違い、#227ゴールの横の民家の庭にタッチダウンし、庭木の枝を折った。PICはそのまま競技を続行。着陸後、改めて大家さんに挨拶に行った。 目測を間違った。  

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整理番号:11-007
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/5/19 2011/5/5
7:50頃
秋田県横手市平鹿町下福田尻 デフレ時、球皮がバーナーに被さって溶融
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
164
3
4
7
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1840 CAMERON / V-65 CAMERON / Mk4 super s 29 32 回収作業中 トレーニング 15 0.5
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
指示ミス 予定 91千円 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
Pu/tトレーニングでの最終着陸時、パイロットバーナーを消してファイナルランディング(アプローチまではほぼPu/tが操縦)。時間を経ずして地上クルー1名が到着。クルーが到着するのを待ってクラウンロープを渡し、パラシュートリップを引きデフレーションを行った。クルーはクラウンロープを風下方向へ向けて走るところ、風向に対して90度方向へ引いたことと、バスケットを倒すことが遅れたことにより、球皮がバーナーの上に被さり、球皮の一部が溶融した。 地上クルーおよびPu/tに対する適切な指示がなかった。 風速が弱く、かつPICの指示が遅かったため、クルーが勘違いしたらしいとのこと。

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整理番号:11-006
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/5/11 2011/5/3
7:08頃
長野県佐久市伴野1571 競技中、民家上空でリップを引き過ぎて、電線と民家に接触、バウンドして、さらに別の民家と車の後部に接触し、屋根瓦、トタン、車を破損させる。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
160
0
1
15
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1841 Kavanagh / EX-65 UltraMAGIC / Mk-21 s 5 5 飛行中 競技 - 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
操作ミス 予定 未定 電力会社、大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
佐久バルーンフェスタの競技中、上空50m付近でマーカー投下のため上昇ぎみにしようとバーナーを焚いたところ焚きすぎて思った以上に急上昇をしてしまった。上空に気球がいるのに気付き、リップを引いたが引きすぎてしまい対地高度がなかったため、上昇できるはずもなく電線と民家に接触、バウンドして、さらに別の民家と、車の後部に接触して、1軒目の民家のひさしのトタン部と、2軒目の屋根瓦、2軒目の隣に駐車していた乗用車を破損してデフレーションする。 競技中にマーカー投下に気をとられ上空への安全確認をおろそかにしてしまった。 リップ操作に関しても機体にまだ不慣れであったように思います。接触しそうになり、あせってしまい、低空飛行をしていたというのも忘れて、接触を回避することだけにきをとられてリップをひきすぎてしまいました。民家上の低空飛行でのリップ操作には、細心の注意をはらいたいとおもいます。 直接的な原因としては、気球が密集している状況の中での、上空確認不足とリップ操作ミス、二つの原因が考えられます。また根本の問題として、直近のフライト時間や新しい機体ということを鑑みると、競技を行うには事前の慣らすための飛行が不足しているように感じます。飛行中様々なストレスを受ける競技に臨むには、ある程度PICとしてのコンディションを整えるようにしたいものです。

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整理番号:11-005
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/3/22 2011/2/27
8:40頃
新潟県小千谷市高梨町 県道221号線沿い 最終着陸時、雪上で想像以上にバスケットが動いたため、球皮をNTTの電話線に引っかけた。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
31
2
2
7
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2190 CAMERON / V-77 CAMERON / shadow W 41 45 最終着陸時 競技 -1 6
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス なし なし NTT、大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
小千谷風船一揆2日目、#3HNHでの競技フライト。離陸時は無風、南西の風の状況下で、比較的早いグループで離陸。マーカー投下後、パワーラインを越えてすぐに着陸を考え、低空レベルへ移行。この時点で20km/h程のスピードが出ていたことを、PICはGPSで確認する。かなり広い雪原があったので、しばらく高度2m程の低空レベルでフライトし、道路から約130m手前でパイロットバーナーを消し、フルリップで着陸し引きずられる。タッチダウンから75m程の地点で、一度バスケットが立った状態で止まる。(このことはチェイスクルーも確認。)PICは気球を立てて保持することができると考え、パイロットバーナーを再点火し、内圧を高めるため一度バーナーを焚く。焚いてすぐに急に風が吹き気球が動き出したため、すぐにリップラインを引くが50m引きずられ、バスケットは雪原上で止まったが、球皮が道路を横断する形となり、電話線に引っかけてしまった。 不慣れな雪上でのフライトであり、また突発的な風が吹いたとはいえ、安全を考えれば欲を出さずに最初に止まった段階でリップアウトするのがセオリーであり、防げた事故であったと思います。バスケットが雪上で停止し道路に叩き付けられなかったこと、また乗員に怪我などが無かったことは不幸中の幸いでした。 回収の大変さを考え、なるべく道路のそばでデフレしようとして失敗した事故。

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整理番号:11-004
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/3/9 2011/2/20
8:46頃
新潟県小千谷市鴻巣 着陸降下中、雪原の乱反射で目測を誤り、段差に衝突し、PICは凍った雪原に顔面を強打し、機外に投げ出された。残されたPu/tはリップを引いて着地をしたが、その衝撃でPu/tは左顔面を強打し骨折をした。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
99
0
0
1.3
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1950 AEROSTAR / S53A CAMERON / super single 94 94 最終着陸アプローチ時 トレーニング 快晴 -1 4
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス 予定 未定 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
PICが操縦し、最終着陸アプローチ時に、地上高さを誤認してアプローチをしたため、水田段差を確認できずに衝突状態で着地し、PICは凍った雪原に顔面を強打してバスケットから投げ出された。気球は緩やかに上昇をしたので、Pu/tにリップを引くよう大声で指示を出した。Pu/tは指示により約25m地点からリップラインを引いて、130m程前方に着地をした。Pu/tは着地の衝撃でバスケットに左顔面を強打して、顔面骨折を負った。 着陸アプローチ時の風速も速くなり、快晴による太陽光の乱反射のため、高度感覚が実際と相違して、段差等の障害物の確認が遅れた。 広い雪原で目標物が何も無かったため、高度や段差が見えないまま接地したと思われる。 雪原上や水面上では高度把握が難しいので、横や周りを見て高度を推定するよう努めること。

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整理番号:11-003
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/2/15 2011/2/13
8:05頃
北海道士幌町 東7線30号 木の高さからアプローチし、畑にランディングしたが、強風に煽られ、そのまま引きずられ、電柱に球皮がからみついた。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
150
0
0
5
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2200 Lindstrand / Lindstrand / 104 72 最終着陸時 JOY -10 7
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス 予定 未定 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
クイックリリースを使い、上士幌町ロンチサイトから離陸後、主に北西の風で移動。ランディングをしたが、半氷状の雪上を風に煽られ横滑りした。 リップロープを引いたが間に合わず、電柱に接触した。 離陸時よりも地上風が速さを増していることを考慮して、アプローチを開始したが、予想を上回る風に煽られた。 気温-10度、離陸時の風速 5m/sとのことで、離陸自体を中止すべきだった。
整理番号:11-002
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/2/4 2011/1/15
5:18頃
タイ パタヤ周辺 BANNAK NOK タイ パタヤインターナショナルバルーンフェスタの大会3日目の夕方フライトは、風が強かったがフライトし、着陸地を、畑の中にあった空き地を狙って着陸を試みたが、空き地内の未使用の電柱に気球を引っ掛けて、球皮が一部破損した。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
225
3.5
5
12
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2550 CAMERON / C80 CAMERON / Mk4 92 54 最終着陸時 競技 25 4
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス 予定 15万円 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
風が強いため、進行方向にある飛行場を狙い、高度調整したが、角度調整ができず、畑の集中するゾーンでのフライトとなった。この後は住宅地になるため、畑ゾーンでの道路、空き地での着陸を決めた。畑の中に空き地を見つけ、方向がピタリだったので着陸を試みる。空き地に電柱を見つけたが、電線がないのを確認してアプローチ。着陸時、手前の道路が凸凹でワンバウンドしたため、制動距離が長くなり、球皮が電柱に引っ掛かった。 回収時、電柱の頂部で球皮を3パネル損傷させてしまった。 風が強かったが、夕暮れとともに風が治まってくると判断していたが、15〜20km/hの風は変わらず、ハードなランディングとなった。タイ人パッセンジャーもいたため、引きが甘くなった。地理不案内の海外での強風下でのフライトは控えるべきだった。 着陸時のリップの引きが甘かったため、予想以上に引きずられて電柱に引っ掛かった。

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整理番号:11-001
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2011/1/28 2011/1/8
9:30頃
佐賀県佐賀市神園6-6-15 1912/8102 3200ftから1000ft前後まで高度を下げるため降下、1600ftよりメインバーナーを焚き続けるが機体の降下が止まる気配がなく、900ft前後でメインバーナーを焚く(但しシングルコイル)。しかし、止まりきれず民家の屋根に接触。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
10
5.5
5.5
10
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2190 Kubicek / BB22E CAMERON / Super single 38 31 飛行中 JOY/Solo 0 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス 予定 約60万円 警察、消防、電力会社、NTT
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
JOYフライトを目的として飛行。始めに嘉瀬川河川敷から河川敷に戻るフライトプランで別のパイロットが飛行、河川敷着陸。その後当該パイロットと交代し、同様に河川敷に戻るフライトプランで、8:31離陸。中間層の南東風と高層の北西風を利用し1度周回した後、再度周回するため中間層の南東風を利用。途中、残量の少なくなったボンベから未使用のボンベに切り替えた。その後上昇、北西風に乗り、約3000ftを時速約20km、10分飛行後、1000ftまで高度を下げるため、約800ft/minの速度で降下。1度目の降下時に降下した際もメインバーナーで約400ftで機体が停止したため、1600ftからメインバーナーを焚くが1000ftになっても停止せず、民家屋根の瓦とトタン屋根サッシに接触、接触場所及び軒を損傷。接触後の反動で配電BOX損傷後、隣家の壁を擦った後浮上。住宅地のためその場では着陸場所がなく、最終的に佐賀市鍋島町鍋島にて着陸。 住宅密集地にもかかわらず急降下したこと、およびバーナーの熱量が低下していることに気付かずメインバーナーを焚き続けたことが直接の事故原因と思われる。事故翌日、バーナーの燃焼実験を行った。メインバーナーを焚き続けてしばらくすると、赤い炎が見えなくなり、青白く細い炎に変化、長さも焚き始めより短くなった。事故時も同様な状態が生じていたものと思われる。サイレントにすると赤い炎が出たが、時々青白い炎が混じる。輻射により感じる熱量もサイレントの方が多かった。1分程度バーナーを休ませた後メインバーナーを焚くと火力の回復が見られた。事故当日は気温が大変低く、ガス圧も低かったため、降下の際メインバーナーを焚き続けた結果、炎が短くなり、気球の天頂付近まで熱気が届かず、機体の降下を停止できなかったものと思われる。メインバーナーで炎が弱くなった際でもサイレントバーナーは比較的健全に機能することを実験の結果確認しており、降下が停止しないと思った際にメインを両方焚くという選択ではなく、サイレントを焚くという判断ができれば衝突は回避できた可能性が高かったと思われた。今後は、低温下におけるボンベの管理に特に気を配り、ガス圧の低下による炎の出量の低下を抑えるなどの措置を行う必要がある。 今回の事故は当日の冷え込みにより、ガス圧が4kg弱の中、3000ftから800ft/mにて降下することにより、さらに球皮内の温度の低下を招き、バーナーを焚き続けたにも拘らず降下を止めることができないまま、民家の屋根に接触する事故を起こしてしまっている。 パイロットの聞き取りの中で普段だったら1000ftもあれば十分降下を止められたと語っていましたが、当日の冷え込みによるバーナーのガス圧不足、シングルバーナーであったことを考慮すれば、徐々に降下を下げていくことにより、事故は避けられたのではと思われる。民家密集地にも拘らず降下速度800ft/mの降下は思慮不足だったと言わざるを得ない。 九州でも冬場は0度以下に温度が下がる場合もあり、ガス圧管理が重要であり、メーカーのマニュアルに添った適正なガス圧を把握しておくことが大切である。 窒素によりガス圧を上げる場合はフライト当日の外気温を充分把握し、フライト当日に加圧することが望ましい。  CAMERONのMk4やShadowなどは、”燃料系統が2つあるシングルバーナー”である。 慌てて両方のブラストバルブを同時に開いても、電池の並列つなぎと同じ理屈で、出力は増えない。 緊急時には、片方のブラストバルブと、もう一方のクルーズバルブを開くことによって初めて、ダブルに近い出力が得られることを、理解、実践しておくべきである。

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