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2015年事故状況報告書集計

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整理番号:15-026b
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2016/2/7 2015/12/20
7:46頃
佐賀県神埼市神埼町竹 休耕田(タスクターゲットエリア) (下方気球) 競技飛行中、上昇した下方機の球皮上部と概ね水平飛行中の上方機のバスケットが接触。下方機球皮上部が裂けたため降下、着陸。2名の乗員とも重傷を負う。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
-
-
-
-
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1950 Lindstrand / 69A Lindstrand / Jetstream w - - 飛行中 競技 3 4
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
確認ミス 予定 未定 -
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
競技の内容から、♯4(XDD)のエリア北東の角および♯3(JDG)ゴールに気球が集中すると予想されたので、早めのインフレを行い一番飛びをした。 後続機を確認しながら飛行し、XDDのエリアに入り、マーカー投下エリアは道路上の制限があったため降下し、すぐに上昇しないと北成分が強くなり♯3(JDG)を外すと思われたので♯4(XDD)の一つ目のマーカー投下連絡と同時に上空確認を地上クルーに確認した。その際、特に問題なかったので上昇する。それから自然降下で♯3(JDG)のゴールへアプローチしようと思った頃、天頂部(北東方向)から異音がして、その直後、上方機のゴンドラが球皮を破って侵入してきた。 しばらく離脱できず、何かにひっかかった感じで、離脱と同時にシャーッという音がして、球皮が横方向に裂けた。 当機は浮力を失い降下。CO-Pの判断で即座に緊急着陸を行ったが、降下速度が速く、PIC、CO-Pともに重傷を負った。 XDDのエリアに入ってから地上クルーに2度の上空確認を行い上昇した。上方機は上空の速い風で接近したと思われる。 上方機はMV機であり、若干上昇傾向にありながら、下方機を♯3(JDG)ゴールとの間に見える位置で飛行していたにも関わらず、何故確認・回避・警告等の対処ができなかったのか疑問が残る。 事故調査委員会で調査、確認中。

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整理番号:15-026a
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/12/23 2015/12/20
7:46頃
佐賀県神埼市神埼町竹 休耕田(タスクターゲットエリア) (上方気球) 当方の気球のバスケットに下から上昇してきた気球の球皮が接触。 先方球皮破断後、墜落。先方乗員2名重症の怪我。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
199
3
3
7
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1840 UltraMAGIC / M65C UltraMAGIC / Mk32 18 25 飛行中 競技 3 4
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
確認ミス 予定 未定 消防、警察、大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
吉野ケ里ウィンターバルーンフェスタ。2日目。パイバルデータは北東メインの風。 設定されたタスクは#3JDG(南西方向)と#4MXDD(グリッドラインによるエリア設定)。 立ち上げ前のパイバルで地上付近は北西の風。250m付近でゴール方向へ向かう風を確認。 立ち上げ直後には同レベルの風でJDG方面へ先行する相手気球も確認。 離陸後、ゴールへ向かうべく速やかに上昇。バーナーはP1。 巡航中コパイは地図上でMXDDの1stマーカーの投下ポイントを確認、ナビ設定などを補佐。 投下ポイントにアプローチの際、先行する2機(相手気球ともう1機)を左舷前、下方に確認。 コパイには1stマーカー投下と3rdマーカー投下のためのナビ設定を依頼。1stマーカー投下ののち、P1はJDGへのアプローチラインに合わせるために速やかに再上昇をかけた。 その際も前方左舷の低高度で、マーカー投下前と思われる前述の先行2機を確認。 緩やかな上昇で500ftほどのJDGターゲットへ向かう速い風(北東風)の層に移行し、巡行していたところ、進行方向やや後方(と記憶)の左舷下方(南東側)から急上昇してくる相手方気球を確認。 衝突回避のためバーナーを焚くもすでに遅く、先方球皮の上側部と当方バスケットが接触した。 衝突の勢いが激しかったため、瞬時に球皮破断。その勢いで破断個所より当方バスケットが先方の球皮内部に侵入した。侵入の深さは当方の球皮のスクープ部分までと記憶。この際、球皮内部の当方から開口部越しに先方の搭乗者二人を確認。速やかに球皮内からの離脱を判断し、バーナーを操作。離脱上昇の際に先方球皮のロードテープが当方バスケットの縁に絡まったため、ロードテープをコパイと手で外す。この外すまでの間にさらに破断が広がったものと思われる。 離脱後、破断個所から熱気を放出しながらゆっくりと降下する先方気球を目視。 同時に、上昇中の当方機体の状況を確認。自機の制御維持に努める。 球皮を変形させ、降下速度を上げながらJDGターゲット付近の休耕田に接地する先方機体を確認。 当方は速やかに着陸すべく降下。進行方向は麦畑だったため、電線を2本越えたところで着陸。 コパイに操縦を引き継ぎ、走って事故現場へ急行した。 現場では、大会関係者がすでに119番通報をしており、先方搭乗者の二人はバスケットの外で横たわっている状況。一人は痛みを訴えていたものの意識はあったので、救急車が来るまで体勢保全のまま声かけなど対応した。二人の救急搬送のあと、警察による現場検証に対応した。 今回のフライトは中層以上の風が早く、低層の風と角度も速度もギャップがあったため、気球の動向予測が難しい状況でした。フライトでは常日頃より周辺の安全確認には気を使っているつもりですが、今回は競技フライトで、かつスピードがある中でのターゲットアプローチ直前という状況もあり、より一層の周辺確認が必要だったと反省します。対応いただいた関係者の皆様に感謝申し上げるとともに、今回重大な事故になってしまったことで気球界の皆様にご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。何より怪我をされたお二人の一刻も早い回復を望みます。 事故調査委員会で調査、確認中。

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整理番号:15-029
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/12/31 2015/12/31
10:15頃
宮崎県都城市高城町有水 刈取田 アプローチ中、鹿除けのビニール紐に接触。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
36
2
5
6
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1950 INOM / 712-69B CAMERON / Mk4 w super - - 最終着陸アプローチ時 JOY 0 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
確認ミス なし なし 地主さん
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
山間の盆地へ刈田へアプローチをかける際、鹿除けの細い紐を見落とし、直前で回避行動をはかるがよけきれずバスケットが紐に接触。ビニール紐の端が金具から外れる。 視認が遅れたことによる確認ミス。 山間であったことから、特定の場所で降りなければとやや少し気が急いており、進行方向の林に気を取られていた結果、それより手前の防護網の上方の紐の存在に気付くのが遅れたと認識しています。 結果として損害はなかったものの、一歩間違えば大きな事故となった可能性もあり、気を引き締めて自分自身での確認を密に行うよう以後気を付けます。 不慣れな場所でのフライトには、経験のある人に話を聞く等、事前調査をしっかり行なってください。

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整理番号:15-028
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/12/31 2015/12/31
10:15頃
宮崎県都城市高城町有水 刈取田 回収中、クルーがぬかるみに足を取られて転倒した際、手首を骨折。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
36
2
5
6
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1950 INOM / 712-69B CAMERON / Mk4 w super - - 回収作業中 JOY 0 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
指示ミス 予定 未定 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
着陸後、回収時にクラウンロープを引っ張る時に、ぬかるみに足をとられしりもちをついた。 その際体を支えようと右手をつき、右手首を骨折。 慣れたクルーであっても着陸後、ほっとした際の気のゆるみなどに気を付けるようブリーフィング時などに声をかけるよう留意します。 回収時は球皮の動きを見ながら移動作業するので、足場の悪いところでは、充分に注意する。

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整理番号:15-027
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/12/27 2015/12/20
8:05頃
静岡県御殿場市保土沢507 着陸時に、民家の庭にあった簡易焼却炉を破損する。また、その付近の地面にあったトタン屋根を損傷する。人的な被害は無し。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
269
0
4
8
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1840 UltraMAGIC / H-65 UltraMAGIC / MK-10 245 293 最終着陸時 JOY 快晴 1 1.6
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス なし - 地主さん、連盟事務局
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
御殿場での初めてのフライト。06:30に離陸地に到着した時点のパイバルは、地上は若干強めのTO:180度の風(約3m/s)で中層は緩やかなTO:210〜230度の風、さらに上空はTO:100度の戻り風でした。地上の風はだんだん弱くなっていく傾向であったため、フライト実施を決断しました。 離陸時には地上風は非常に穏やか、対地200ft〜700ft(MSL 1800〜2300ft)くらいまでTO:210〜220度で御殿場エリアで最も着陸地が広い方向で飛んでおり、上空の風の強さも2-3m/s程度と弱かったたため、フライトをしばらく続けることを判断しました。 7:50過ぎに、風が北成分にシフトしていることに気付きました。陸上競技場の手前で高度を下げたところ、地上もTO:180〜190度となっていたため、早めに降りることを決断しました。 進行方向で最も広い空き地が今回の着陸地であったため、その場所に降りることを決断し、アプローチを実施、当初は、着陸地の広い部分に降りるイメージでしたが、地上付近の風でさらに東側にずれてしまい、民家側に向かっていました。 そのまま着陸を決断しましたが、目の前の焼却炉にぶつかり、気球は停止しました。 被害としては、軽量ブロック14枚、中にあった鉄パイプの一部破損、地面にあったトタン屋根が一部損傷となりました。 初めてのフライトであったため、状況が変わり、進行方向にあまり着陸地がなかったため、次は降りられないかもと焦りがあったと考えています。経験者に先行して飛んでもらうことや、経験のあるP2と同乗すれば、防げた事故であったと考えています。 また、事故後に被害宅の主人との和解が上手くいかず、連盟の代表に謝罪いただくこととなりました。最初に誠意ある態度で謝罪するということが、相手に見せられなかったことが原因だったと感じております。謝罪の対応についても、今後改善していきたいと考えています。 PICコメント同様、フライト途中から風向きが悪く、地上風も強くなってきたことから着陸地を焦ったのが原因と考えられる。当エリアでの飛行は比較的レベルが高く、浅い経験で当エリアで飛ぶ場合、経験のある人の同乗、着陸可能エリアの事前調査が必要と考える。着陸後の被害者への対応も悪かったと思われ、対処方法や連盟内で連絡体制を改めて見直し、連盟全体のレベルアップを図る必要があると考える(連盟のレベルが低いという訳ではありません)。

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整理番号:15-026
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/12/29 2015/12/20
7:46頃
佐賀県神埼市神埼町竹 休耕田(タスクターゲットエリア) 競技飛行中、上昇した下方機の球皮上部と概ね水平飛行中の上方機のバスケットが接触。下方機は球皮上部が裂けたために緊急着陸を試みたが、接地時の衝撃で2名の乗員双方が骨折等の重傷を負った。上方機もすぐに着陸して救助に参加。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
74
-
-
-
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1950 Lindstrand / 69A Lindstrand / Jetstream w - - 飛行中 競技 - -
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
調査中 予定 未定 消防、警察、大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
2015吉野ヶ里ウィンターバルーンフェスティバルでの競技飛行。 07:36頃、吉野ヶ里歴史公園内のランチサイトより下方機体離陸。時速5〜15km/hで南西方向に飛行。 07:45頃、下方機がXDDの第1マーカー投下後に上昇開始。 07:46頃、上昇中の下方機体の球皮部分と、時速20km/h程度で飛行中の上方機体のバスケット部分とが、約600ftの高さで接触。 接触の際に、下方機体の球皮の一部が裂けて熱気が抜け、降下を始める。民家上空を越え、JDGターゲットを展開している休耕田に差し掛かったところで進行方向の電線等を避けるために緊急着陸を試み、休耕田内に激しく急降下着陸。機体はそのまま即座にデフレート。(07:47頃) 上方機体は、競技をとりやめ約300mの距離に着陸。 現場付近のJDGターゲットで計測のために待機していた大会役員が、着陸した下方機体に駆けつけ、搭乗者の状況を確認。 07:48頃、大会役員より警察・消防へ通報。約10分後に警察車両・救急車が到着。 搭乗者2名とも、接地直後より意識あるが、ほとんど動けない状態。救急車で病院へ搬送。 乗員の回復を待って確認予定。 乗員の回復を待って状況確認、整理予定。

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整理番号:15-025
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/11/29 2015/11/3
7:10頃
佐賀県佐賀市鍋島町森田 1652/8205付近?の上空 競技中の接触により、下方気球の赤道上部付近に穴(50cmX30cm程度)が開く。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
800
10
13
30
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2200 Kubicek / BB227 Kubicek / Ignis double 30 - 飛行中 競技 - -
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
確認ミス なし 未定 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
2015年佐賀大会task17競技中ターゲット付近でのコリジョン。発生場所に「?」マークがついているが、同乗者も含めPICはまったくコリジョンに気がつかず。着陸後に地上クルーから指摘され球皮に穴があるのを確認。それでもいつどうなったか自分では解らず。コースが突然変わったこともなく、バスケットがゆれるなどの衝撃も無かった。しかし、着陸時には穴が開いていたので、実に自分には不思議な状況であった。後で競技委員会から呼び出されるもGPSではコリジョン確認できず、ターゲットにいた計測班から正確な情報が得られた。 コリジョンに気がつかないのは、タイミング・当たり所でしょうがなかったかもしれない。しかし、球皮のダメージに気づかず、飛び続けたのは「真にお粗末」であった。ダメージ箇所は赤道より上部、球皮の肩の部分、融けていたので広がらなかったが、あれがかぎ裂きだったらもっとフライト中に広がっていたかもしれない。 計測チームは当該機(下降中)の球皮が相手側気球(レベル)のバスケットと接触との報告。但し、両機は声を交わしながら注意して飛行しており、航跡ログも+−3knt未満の制御された上下動を示している。接触による航跡への影響は認められず。 相手側気球のPICにも聴取した処、バスケットもしくはバーナーに当たったかもしれないとのこと。当該機は卵型で相手機はラグビーボール型であることから、バーナーに近い場所が球皮接触できる形状的相性があった模様。損傷部の写真はバーナーコイルが球皮に当たり、水平方向のロードテープに一瞬引っかかった可能性を示しているが、接触時にバーナーが傾いたかどうかは相手側気球のPICからは確認できなかった。 機体の横幅が小さいレーサー機同士が接触する際は、その形状からバーナーに近い部分までが当たりうるということを示した事例。

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整理番号:15-024
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/11/23 2015/10/30
AM
佐賀県 佐賀市内道路 競技後にガス充填に行く途中、シリンダーが車内で倒れて、窓ガラスにひびが入った。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
210
8
18
48
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1415 UltraMAGIC / S-50 UltraMAGIC / BMK-008 126 138 運搬中 - - -
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
機材の取り扱い(固定)不備 なし レンタカー免責 レンタカー会社
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
大会初日の競技終了後、マーカーの回収に時間がかかりそうだったので、オブザーバーとパイロットはマーカー投下場所で車から降り、残りのクルーにガス充填に行ってもらった。たまたま、マーカー投下場所は、ブリーフィング会場に近く、歩いてデブリーフィングに向かうことができた。デブリーフィングでロガ―チェックをしてもらっている最中にクルーから電話が来て、「窓ガラスが割れて、ガス充填に行けない」と言われた。戻ってきたクルーに状況を確認した所、以下のような状況だったとのこと。レンタカーのカーナビにガス充填所の場所が登録してあると勘違いし、そのままナビ通りに走らせたら違う場所に着いてしまった。それで、慌ててガス充填所に向かった。その途中、運転していた時に固定してあったシリンダーが倒れ、ガラスにひびが入った。走っていくうちにひびからガラスがぼろぼろと壊れ、運転していくのが大変な状況になってしまい、連絡してきたとのこと。運転者は「普通の運転だった」ということであったが、同乗していた別のクルーの話では「急ハンドルだった」とのこと。その後、近くのスーパーの警備員に手伝ってもらい、養生テープで応急処置をした。車が戻ってきた後に、知り合いにガラスを全部はがした方がいいと助言を得たので、ガラスをはがして掃除をし、代わりのボードを貼り、レンタカー会社に連絡をした。ちなみに、その後大会中 シリンダーは常にバスケットに入れた。また、シリンダーを固定していたロープは、日頃自分の車でシリンダーを固定するために使用している物。 結果的にはシリンダーの固定が甘かったせいだとは思うが、それまでに機材に比べて広いレンタカーでの固定方法を考えて固定しており、その場の状況を見ていないので、これ以上のコメントができない。 PICに聴取した処、事故の際はシリンダーとインフレーターを併せて縛って固定されていたが、車両が大きくて余裕があったため、急ハンドルを切れば、まとめて倒れる可能性があった模様。 シリンダーやインフレーターは車両自体に固定すべきだが、PICが採った方法は車両内に置いたに止まっている。危機管理全般について再考が必要。

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整理番号:15-023
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/12/10 2015/11/29
8:25頃
滋賀県東近江市大中町 水車公園前 車道西側パワーライン JDGゴールへアプローチ時、電線に接触。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
747
4
8
13
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2190 CAMERON / O-77 CAMERON / ? 183 185 飛行中 競技 5 3
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
操作ミス なし なし 電力会社、警察、消防
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
JDGゴールに近づき、マーカー投下後バスケットが地面に接触し、ダブルバーナーで上昇しましたが、地上風が思ったより速く、バスケットに、アース線と6000V線が風に押されて接触。球皮の浮力を維持するためバーナーを焚きました。近くに若い人が何人かいたので、助けを求め、ドロップラインを投げて引っ張ってもらい、パワーラインからバスケットが離れて上昇し脱出できました。その後着陸。警察、電力会社の人と電線を確認し、問題無しとのこと。バスケットも無傷、クルーにも怪我なし。 地上付近の風が急に速くなり、予測ができるように気を付け安全飛行ができるよう、努力したいと思います。 接触時、接触後の状況について詳細調査中。

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整理番号:15-022
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/11/22 2015/11/22
10:15頃
三重県鈴鹿市 鈴鹿川土手 かわの駅付近 デフレーション時、果然管理用施設に球皮の赤道付近を引っ掛ける。外そうとするも屋根に手が届かなかったため、自然に外れるのを待つ。縦に2本、30cm程裂ける。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
57
3
6
12
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2190 AEROSTAR / Rally RX-7 AEROSTAR / W 461 465 回収作業中 競技 15 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス なし 未定 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
鈴鹿BF。P2と2名で離陸。鈴鹿川の河川敷に着陸。土手まで気球を立てたままクルーの手で運び、デフレーションを行なう。土手上で気球を倒した際、球皮の赤道付近を取水塔に引っ掛け、縦に30cm、2本の裂けを作る。 取水塔は土手から離れた位置にあったので、球皮を倒しても当たらないと思い込んでいました。気球の体積が2190m3と大きく、デフレーションの際は横にも大きく広がるとの認識が不足していました。 デフレ時の目測ミス。

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整理番号:15-021
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/11/6 2015/11/3
16:38頃
佐賀県 佐賀市久保田町長里 休耕田 佐賀大会キーレース後に、休耕田に着陸を試み、接地後急な横風により進路が変わり隣の大豆畑方向に向かったので再離陸をするための操作中に球皮を焼損する。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
729
10
11
26
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2200 Kubicek / BB22N Lindstrand / Jetstream w 117 125 最終着陸アプローチ時 競技 - 3
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
確認ミス、操作ミス 予定 未定 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
佐賀大会の最終日のキーレースtry後、着陸予定地を現場の休耕田に定めて降下。予定地手前の畑をローパス《約10ft》で進み、安定した1〜2m/s、NNEの風で緩やかに予定地に接地すると、急な横風(EWE)により進行方向が道路と大豆畑方向へと変わり、このままでは畑への被害などが想定されたので、再浮上を決断してバーナーをたいて上昇中に、バーナーの火が球皮に当たり焼損する。 当日午後の大会からの気象情報では、夕方までのサーマルが予想されていた。 安定した飛行ができていたので、接地地点の先を着陸予定地として選定しましたが、接地後の横風はサーマルの可能性があり、気象情報によるサーマルの影響を考慮してもっと広い着陸地を目指さなかった判断ミスと、再上昇中の球皮及びバーナーの位置、焚くタイミングなどの操作ミスが重なったものと思います。 焼損の直接の原因が不明だが、接地後の再上昇時に焚く際には開口部が開いていることは確認しているものの、接地時の球皮の撓みが、開口部視認後も続いて焼いた可能性が高いとのこと。

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整理番号:15-020
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/11/3 2015/11/2
AM
佐賀 I burnt the balloon during flight but did not notice until landing. It would have happened during a wind shear.
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
2795
-
-
55
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1950 Lindstrand / LbL-69A Lindstrand / Jetstream 60 - 飛行中 競技 - -
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
確認ミス 予定 未定 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
確認ミス 当日のパイバルデータでは、600m以上で5〜10m/sの北西風があり、ウインドシアもあったと思われる。バーナーを焚く際の視認不足。

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整理番号:15-019
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/11/2 2015/11/1
9:20頃
佐賀県 佐賀市 嘉瀬川河川敷ランチサイト バルーンファンタジア係留中に風が強くなったため、リップアウロして球皮を倒し待機中に、強風に煽られてバスケットが倒れ、中にいたボランティアクルー3人が負傷した。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
196
1
1
25
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
3400 CAMERON / Special Shape CAMERON / Shadow / w - - 回収、待機中 係留 - 4
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
突風、指示ミス 予定 未定 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
バルーンファンタジア係留で、風が2mぐらい。8:50から、アンカー車1台の車両から2本の係留ロープでアンカーを取り(右左1本ずつをバーナーフレームから)P1、クルー6人、ボランティアクルー5人でシェイプドバルーンで係留中9:10ごろ風が強くなってきたので(4〜5m)回りの安全を確認後にリップアウトして、ゴンドラはアンカーにより立てたままで球皮を倒し、クルー全員で球皮の回りを押さえ、P1がゴンドラから降りて開口部を閉めて、ボランティアクルーを降ろそうとした時に強風に球皮があおられてゴンドラが横倒しになり、はずみでゴンドラの中のボランティアクルー1名がバーナーに頭をぶつけて負傷、その他2名打撲。ボランティアクルー3名は救急車で病院に搬送された。 リップアウト後、クルーにゴンドラを押さえるように指示を出し、ボランティアクルーを速やかに降ろすべきであった。 パイロットがバスケットから離れた際は係留ロープの張力と球皮側の張力とでバランスがとれており、また、既に球皮を倒しており離陸不能の状況ではあったが、立てたバスケットに球皮を繋いでいる状態は不安定であるため、乗員を残したままパイロットがバスケットを離れるべきではなかった。 あるいは乗員に対し、バスケット内に屈む指示をしておくことが望ましかった。

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整理番号:15-018
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/11/2 2015/11/1
AM
佐賀 During flight the burner was tilted and burned the scoop and lowest panels.(ゴールアプローチ時に開口部とスクープ焼損)
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
264
-
-
58
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1982 CAMERON / C-70 CAMERON / ? 106 95 飛行中 競技 - -
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
操作ミス、確認ミス 予定 未定 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
During the flight, aproaching a target I decended to the target. To stop the balloon, I used the burner and while looking out and down the burner was tilted without me noticing. And when burning again the flame from the burner hit the scoop and the lowest panels.   バーナーが傾いていることに気付かずに焚いており、視認不足による操作ミスとなった。

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整理番号:15-017
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/11/2 2015/10/31
7:00頃
佐賀県 佐賀市 東山田(1745/8488) I burned a hole into the fabric during a windy inflation(インフレ時に開口部焼損)
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
359
-
-
70
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2200 Kubicek / ? Lindstrand / ? 122 106 離陸時 競技 - 3
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
強風、操作ミス 予定 未定 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
The envelope was deformed by wind and the fabric came too close to the flame of the burner, which I could not stop in time. The flame did not stop immediafely when closing the valve.   強風による球皮の煽り及び、バーナー操作の遅れによるもの。

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整理番号:15-016
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/10/31 2015/10/30
15:15頃
佐賀県 佐賀市 嘉瀬川河川敷ランチサイト 離陸前に、風に叩かれていたが、風上の気球が通過するのを待ちながらバーナーを焚いていたときに、球皮がかなり揺れていたのに気付かず、開口部を5パネル焼損。離陸中止。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
210
8
18
48
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1415 UltraMAGIC / S-50 UltraMAGIC / BMK-008 126 138 離陸時 競技 - 4
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
開口部5パネル焼損 強風、操作ミス 予定 未定 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
SAGA2015 初日PM #3 HZW。離陸地の嘉瀬川ランチサイトは強風。気球の立ち上げをして離陸しようとしていたが、風上からいくつもの気球が離陸していたため、安全のため通過するのを待っていた。待っている間、気球はかなり振られていたが、4〜5名でバスケットを押さえてもらい何とか立ち上げていた。上を通過する気球がいなくなり、クルーからOKサインが出た時、バーナーがわずかに傾き、かつ球皮が振れていたことに気がつかずに焚いてしまったために、開口部の2〜3パネルを損傷。1回は2〜3m飛び上がったが、クイックリリースを切り離さず、結局着陸。Safty Officerにフライトキャンセルを告げた。 使用している気球が軽量であるため、強風下でのインフレが他の気球より大変なことを認識していたが、今までなんとかクリアできていたこと、今回インフレ時のクルー人数がいつもより多かったことに安心しすぎていたことが油断で原因だったと思います。今後は最新の注意を払って自分がまだまだ未熟であることを肝に命じたいと思います。 焚き込む際の注意不足。炎の行く先には常に注意を払うこと。焼損部は5パネルに渡る。事故時、土手上の風は4m/sを超えなかったが、河川敷内ではビル風の様な収束が起きていた可能性がある。

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整理番号:15-015
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/10/4 2015/10/3
8:10頃
栃木県 渡良瀬遊水地 中央部土手 最終着陸時、デフレーションの際に球皮をバーナーに引っ掛けて3パネル破損。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
964
1
1
13
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1970 INOM / A04 CAMERON / Shadow w 177 152 最終着陸時 JOY - 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
操作ミス 予定 未定 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
最終着陸後、球皮をデフレートしようとした際に、バーナー先端部に球皮を引っ掛けてしまい、3パネル程度裂いてしまった。 注意不足による安易な操作で、バーナーに球皮がかぶさった状態に気が付かずにクラウンを引っ張ったため、球皮を裂いてしまった。 微風時の着陸後、思ったより早く浮力が抜けてしまい、急いで球皮を倒そうとしたときに、クラウンとのタイミングが合わなかったための事故。

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整理番号:15-014
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/8/23 2015/8/8
9:05頃
北海道河東郡上士幌町東2線41号 上士幌町営野球場南側 防風林を越えたところから低空レベルへ移行中リップを引き過ぎ、開口部がほとんど閉じてしまった。その状態で少しでも浮力を得ようとバーナーを焚いたため、球皮下部を3箇所大きく焼失。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
151
1
5
9
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2180 Lindstrand / 77B Lindstrand / Jetstream w 30 27 飛行中 競技 20 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス 予定 約50万円 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
#42北海道BF 2日目 FINレースにて、町営野球場南側の防風林を越え、素早く低空飛行へ移行しようとリップ操作を大胆に行なったところ、パラシュートが降下し、球皮開口部がほとんど閉じてしまった。その状態で少しでも浮力を得ようとバーナーを焚いたため、球皮下部1/3の部分を大きく溶かし、且つハードに球場へ着陸。 乗員は、打撲、擦り傷と、病院へ行くほどの怪我にはならなかった。 今回の事故は「リップの引き過ぎ」というパイロットの操作・判断ミスであり、深く反省しております。また多くの観客の目前での事故で、大会関係者にも申し訳なく思っています。冷静になって振り返ってみると、低空からいったん防風林をクリアし、また急に低空飛行へということは、普段したことはなく、またフォールスリフトの現象も疑われ、その認識も甘かった。 普段あまりやっていないマニューバをやろうとしたため、過剰操作になってしまった事故。 焚いても復帰しないと判断してすぐにバーナーを切ったため、自損のみに収まったと思われる。

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整理番号:15-013
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/7/31 2015/7/18
17:40頃
長野県大町市平 簗場 22548 ヤナバスノーパーク駐車場 搭乗係留中、左サイドベントに緑のラインが何らかの理由で左バーナーの炎の動線上にある状態でバーナーを焚いたため、ラインの被覆部が燃え溶け、溶けたカスがお客様に降りかかり、火傷を負わせた。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
47
0
0.5
8
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
3398 CAMERON / Z120 CAMERON / shadow w 129 90 係留中 係留 20 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
確認ミス 予定 未定 救急、警察
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
16:55よりインフレ、テスト浮上。 17:15頃から気球を立たせた状態で待機。 17:40、1組目のお客様(大人4名、子供4名)を乗せ、離陸準備のため、パイロット側のバーナーを焚く。充分浮力が付き、離陸体勢となった段階で、バーナーをダブルで焚いた直後に、お客様から「熱い!」、「何かが落ちてきた」と声があがり、見ると、黒いカスが落ちてきていた。 急いでリップを引き、お客様を気球から降ろした。 お客様のうち、大人2名、子供1名が、手や頭に火傷を負った。 お客様は救急車で病院に搬送された。警察に連絡を取り、実況見分を行った。 左サイドベントの緑のロープが、バーナーの火力の影響を受けるところにあるにも拘らず、確認を怠ったことが、今回の事故の原因と深く反省しております。なぜロープがそのような状態になったのかや、どのような状況でロープが燃え溶けたのかということは推測になりますが、待機中に、ガス節約のため、球皮が通常より相当しぼんだ状態で待機していて、また、その状態で風を受けて、球皮が倒れかかったりしました。その時に、緑のロープが、ワイヤーか他のロープか、滑車などに引っ掛かるか、絡まるかして、火力の影響を受ける位置にロープのたるみが発生していたのではないかと考えております。サイドベントは係留で使用しないこともあり、注意して見ることを怠ってしまいました。ひとえに私の注意不足、確認不足から起きた事故です。今回のことを重く受け止め、再発防止の対策を講じてまいります。またフライトについても、常に細心の注意を払い、二度とこのような事故を起こさぬよう努めます。 パイロットコメントにもあるように、球皮や開口部の状態をよく確認せずにバーナーを焚いたために発生した事故。 当時、パイロット資格を持ったものはPIC1人だけで、バスケットについていたクルーも、上は見ていなかったとのこと。

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整理番号:15-012
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/7/26 2015/6/28
5:40頃
栃木県下都賀郡野木町 渡良瀬遊水地内第1水門北北東約2.5kmの土手上 インフレ準備中、種火を着火しようとして、誤ってバーナーホースを接続していない充填用バルブを開けてしまった。そのことに気付かず着火器や左下のシリンダーに気を取られたため、大量のガス漏れで大火災となる。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
273
1
5
15
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1950 INOM / 712-69B CAMERON / shadow w 121 80 インフレ時 JOY - -
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
PIC 顔、腕に火傷 約1か月入院。クルー1名 顔、腕に軽い火傷。対人被害なし。バスケット焼失。シリンダ2本破裂。バーナー、インフレータ全焼。球皮全損。近くの看板を少し焦がす。 操作ミス、判断ミス 予定 未定 消防、警察、国交省渡良瀬事務所
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
5時頃藤岡運動公園着。南から南東の風のため移動。途中、第1水門北の土手上でセッティング。 5:40頃、PICがバスケットに入り、種火を着火するためガスのバルブを開けたが、誤ってホースのつないでいない充填用バルブを開けてしまい、最初は音も小さく量も少なかったためガス漏れに気が付かず、着火しようとしてが点火せず、その内大きな音と共にすごい勢いでガスが噴き出し、その後何かに引火して大火災となった。 <PICの証言>  インフレのためバスケット右上のシリンダーのバルブ(気化ガス用バルブ?)を開けた。その後、パイロットバーナーを点火しようとした。火が点いたと思ったので、左側のパイロットバーナーを点火しようとして左側のシリンダーバルブを開けようとしたときに、自分の周りに白く生ガスがあるのに気が付いた。 <開口部左側クルーの証言> 1、5:55頃PICさんが立ち上げる為、バスケット内に入り,まもなく生ガスが煙の様に出始めた。   私は気球に向かって左側を押さえる作業に付き 2、その後2〜3秒後に勢いよく生ガスがシュウシュウと音をたてて、想像を絶する状態になった。 3、これは何かから引火したら大変な事になると思ったとたん、ボーンと爆発状態で引火してしまった。 4、即刻、消化器で消さねばと思いチェースカーにとりにいき、再びバスケットに向かった時、PICが歩いてきたので、   本当に良かったと思い、しかし頭はちりちり、胸の服は焦げていました。   でも自分で歩けたのだから最悪状態は避けられたと思い 5、すぐに消化器を炎に向けてレバーを引いたが焼け石に水で全然役に立たなかった。 6、その後火の勢いは益々増し、生ガスに引火後約7〜8分後に1本目のシリンダが爆発、   さらに1〜2分後に2本目のシリンダが爆発した。 <開口部右側クルーの証言>  球皮がある程度ふくらみ、インフレーターは作動したままです。最初に突然、バスケット付近に白いガスが見え、その後に「シュー」という大きな音と共に、バスケット、バーナー、スクープ付近が真っ白になり、間もなく引火して炎に包まれました。そしてPICの衣服に燃え移り、私は「衣服が燃えている」と怒鳴りました。PICはバスケット右側の私の方から脱出しました。その時ガスは出しっぱなしでした。衣服の消火を助け、その後チェイスカーに消火器を取りに行ったら、左側のクルーが消火器を持って球皮に近づき消火作業を行いましたが炎は衰えません。消火器が空になり、私たちは避難しました。  6月28日に起きた渡良瀬インフレ時ガス爆発事故について(事故調査委員会) 事故経過及び事故原因   事故は、パイロットがインフレ時にメインの液ガス用バルブを開ける際に間違えて気化ガス用バルブを開けてしまった事が原因です。   パイロットは、間違えて気化ガス用バルブを開けた後、パイロットバーナーの点火を試みています。直ぐに大量の生ガスが放出されなかったことから、間違えて開けた気化ガス用バルブには、インレットプラグ(捻じ込み式キャップ)が取り付けられていたが、閉め方が甘かった為にこのタイムラグがあった可能性があります。  但し、当日参加したクルーからはインレットプラグは最初から付いていなかったという証言も得ていますので、もしインレットプラグが無かった場合はこのタイムラグがどうして起きたのかは不明です。  この気球クラブが使っているシリンダーは複数の入手先があり、インレットプラグが取り付けてあるシリンダーと付けていないシリンダーが混在しています。事故時のシリンダーにインレットプラグが取り付けてあったかどうかは確定出来ません。 引火までの経過  左側のパイロットバーナーの点火の為バスケット左下側のシリンダーバルブを開けようとした時に、バーナー付近に充満して来た生ガスにパイロットは初めて気付き、直ぐに発生源を探そうとしたがそれを突きとめる事が出来ないうちに引火に到ったようです。この時点では自分が気化ガス用バルブを開けたとは思っていなかったとの事です。  引火迄の時間は、クルーによっては数十秒から1分近くあったのではないかという証言を得ています。同時に目の前で大量の生ガスが出てそれを見ていた開口部のクルーも何も出来なかったようです。一種の思考停止状態になったでしょうか。  次にクルーによる証言から、瞬間的にはパイロットが目視出来ない程生ガスが溜まったとありますので、生ガスは半径約1m近くバスケット、バーナー、インフレーター付近に溜まったと考えられます。事故時の地上風は約1m/sでインフレーターも作動していたはずですが大量の生ガスでは溜まってしまうようです。 引火元の特定  調査を行いましたが、引火元を特定することはできませんでした。引火時に作動していたインフレーターが原因の一つとして考えられますが、エンジンの構造に詳しい方によると、整備不良の状態であれば可能性はあるが、通常では考えられないということです。 因みに、一番温度が高いのは排気管部分だそうです。   従って、インフレーターはあくまでも引火原因の可能性があるものの一つということです。また、それ以外に引火元になるものは現在のところ特定できていません。なお、このインフレーターは約15年前に中古で購入したものだそうです。 事故調査委員会からの提言  気球活動中では先ず「目視確認」が第一です。慣れから来る事故を防ぐ為にも目視確認を行って下さい。今回の事故もパイロットがシリンダーのバルブをよく見ないで開けた事が原因ですので普段からこれを心がける事が大切と考えます。  フライトには使わないバルブに取り付ける「インレットプラグ」というものもありますのでこれを取り付ける事もお薦めします。但し、インレットプラグが正しく付けられているか、バルブ自体がちゃんと閉められているかは、常に確認して下さい。  また、今回は引火後に追跡車両にあった消火器で消火を試みました。残念ながら生ガスが出ているままの状態では消火は不可能に近いという事です。但し、他への延焼は避ける事が出来る事もありますので是非追跡車両にも消火器を積んでおいて下さい。 以上

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整理番号:15-011
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/7/1 2015/6/6
8:40頃
佐賀県小城市芦刈町 着陸後、風にあおられ気球が引きずられその際、気球の進行方向にあった稲の苗床を避けるためにバーナーを焚きこんだため、開口部4パネル程度を焼いた。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
57
6
9
33
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1840 CAMERON / V-65 repair Lindstrand / Jetstream w 405 426 中間着陸離陸時 競技 18 4
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
操作ミス、判断ミス なし 未定 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
佐賀市長杯の1日目の朝の競技。着陸の際、風が北北東〜北東で4Mほど吹いていた。風が強かったため農道への着陸は不可能と判断し、未耕作の農地への着陸を選択。100ft程度の高度で飛行中前方に未耕作の農地がありその農地に着陸を試みる。接地後20〜30m引きずられた後、農地内で停止。そのまま気球を倒すことも考えたが、地上クルー全員で押さえておけば気球を立てたまま維持できたことと、そのまま気球を倒してしまうと農地の南側にある道路を塞いでしまいさらにその先にある稲の苗床に球皮が覆いかぶさってしまうため苗床と道路の両方から十分距離をとれる位置へ気球を動かす判断をした。しかし同乗していたパッセンジャーをおろし、気球を動かそうとしたタイミングで風が吹き出しクルーだけでは気球を押さえられない状況となった。そのまま道路上まで引きずられ道路上でも気球を押さえられず、このままでは苗床を潰してしまうと思いバーナーを焚き苗床を避けようとした。その際バーナーが傾いたまま焚いた為、開口部付近の4パネルを焼いてしまった。苗床を避けるためにバーナーを焚いて、再度離陸した後は、5mほどの高さまで上昇しそのままの高さで100m近く飛行し。進行方向にあった未耕作の農地に着陸。フルリップを引いて気球を倒しその農地で回収作業をおこなった。苗床の上をかすめていったので後に地主の方と一緒に確認したが特に被害はなかった。 着陸地の選択が不適切であった。風が強いのはわかっていたことなので引きずられてしまっても大丈夫なよう気球の進行方向に障害物や作物の無い、またそういったものから十分距離がとれる着陸地を選ぶべきであった。 最初の接地時に速やかにデフレートしなかったのは、地上クルーが機体の押えに間に合ったことから、道路上での回収を考えてしまった為とのこと。強い風を人力で押えようという発想が甘く、現実への対処に余裕がなくなり球皮焼損につながっている。  佐賀の初夏フライトでの着陸時間としては遅い時間帯であり、風がさらに強まるであろう認識も必要であった。

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整理番号:15-010
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/6/16 2015/4/19
9:00頃
富山県礪波市高波南高木 農道 着陸後、回収のために球皮を倒す際、球皮を引いた勢いが強く、バスケットが倒れ、PICが中で体勢を崩して倒れ込み、バーナーに頭をぶつけて出血した。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
11
2
2
2
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1840 AirSpace / AS52A UltraMAGIC / single 180 160 回収作業中 競技 10 4
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス 予定 約1万円 警察、消防署
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
着陸時よりも風が強くなってきたので、クルー全員で球皮を回収しようとしていた。球皮がほぼ倒れた状態になったとき、バスケットが勢いよく倒れたため、中にいたPICが体勢を崩してしまい、バーナー方向へ飛び出し、バーナーに頭をぶつけてしまった。 風が強くなってきていたため、回収を焦ったことによる判断ミスであった。バスケットの外から支えるか、クルーを1人バスケットを支える要員とすべきであった。 事故発生当日は、フライト時は微風であったが9時頃より海陸風が強くなった。この状況下で回収するため球皮に集中したことと、バスケットを倒すことなど指示がもれてしまったことなど、クルーとの意思疎通ができていなかったことにより、事故となったものと思われる。 我々(注:対応インストラクタ)もバスケットを立てたまま回収することがあるが、まずバスケットを倒すことと、その他作業の指示をしっかりやることが重要である。

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整理番号:15-009
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/6/9 2015/5/5
8:30頃
長野県佐久市 千曲川スポーツ交流広場 係留の立ち上げ中に、開口部担当者が火傷
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
65
5
11
25
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2540 CAMERON / Z90 CAMERON / Shadow s 14 47 インフレ中 係留 12 2
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
操作ミス なし 11,360円 大会運営本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
佐久バルーンフェスティバル最終日、午前の競技が強風のためキャンセルになった直後の会場で、気球を係留するため大会運営ボランティア10人で準備を開始した。パイロットは自分を含めて3名、他2名は係留の手伝いの経験があり、残りの5名は未経験者だった。 当時は、西〜北西の風2〜4m/sだったと思われる。 風下に球皮を展開した後、ブリーフィングし各担当を決めた。 クラウンにはパイロット1名と係留の手伝いの経験者1名を配置、横風を受けて球皮がへこんだ場合等に適宜対応してもらうよう、1名のパイロットには全体を見ていただくよう配置した。 係留の手伝いの経験がある1名と、未経験の体格の良い1名を開口に配置し、他の4名は2手に分かれて開口付近で横風に備え球皮を持ってもらっていた。 インフレーターをバーナーの左に置いてインフレを行ない、球皮が充分膨らんだところでバーナーを焚いた。球皮が立ち始めたとき、インフレーター側でスクープを持っていた開口担当者(未経験者)が声を上げ手を離した。球皮が立った後、その開口担当者を見ると、頭髪が焦げ、顔が赤くなっていた。 直後に大会運営本部の勧めで医療機関で受診してもらい、軽い火傷と診断された。 5月7日に再度受信したところ、経過は良好で今後通院の予定なし。 事故の状況、被害者からの聞き取りから判断すると、横風を受けて炎の方向が開口担当者に向いたと思われる。 人員配置は考えた積りでいたが、今思えば、他の気球を担当していた経験者の助けが得られる状況であり、配慮が足りなかった。 また、球皮は立ち上がり初めていたので、もう少し早いタイミングで開口担当者に」手を離すように指示を出しても良かった。 気球は、そろそろインフレータを止めて立ち上げる少し前。 被災者は、普通の髪型で無帽だった。 頭髪は、先端が少し焦げていたが、眉毛やまつ毛は焦げていない。 頬や額が少し赤くなっていたが、2日後には治まっていたとのこと。

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整理番号:15-008
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/5/3 2015/5/3
7:44頃
長野県佐久市鳴瀬 (6855/1561付近) アプローチ中にリップラインを引きすぎ、開口部が完全に閉じてしまった。その状態で焚き込んだ為、開口部焼失。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
189
2
7
22
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1980 CAMERON / TR-70 CAMERON / Shadow s 56 47 飛行中 競技 19 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
操作ミス 予定 未定 大会本部
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
2015佐久BF。#8 JDGにアプローチ中にリップラインを引きすぎ、開口部が全閉。降下を止めるため、その状態で焚き込んだため、開口部が焼失(約10パネル)。途中の降下速度は約8m/s。降下を止められずタッチダウンしたが、その時には降下速度が緩んでいたため、タッチダウンでの被害はなかった。 今回の事故の最大の原因は、球皮の状態を確認せずにリップラインを引きすぎたことである。次回以降、開口部の状態を良く確認しながらリップ操作をしたい。またパラシュートと球皮の間に隙間ができており、これについても調整を行なう。 強引に焚き込んだ為、今回はハードコンタクトはまぬがれた。

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整理番号:15-007
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/4/17 2015/2/28
15:10頃
新潟県小千谷市桜町 回収時に道路脇にあったポール(積雪時に道路端を示すもの、高さ約3m)に球皮がかかり、外す際に天頂部から4パネル目の球皮が40cm程裂けた。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
89
4
10
28
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2200 UltraMAGIC / H-77 UltraMAGIC / Mk21 w 66 93 回収作業中 競技 - 1
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス なし 未定 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
小千谷風船一揆。着陸地点が道路から離れていたため、気球をクルーに引いてもらい、回収が楽だと判断できる場所に運んでもらった。狭い道路だったので、気を付けなければならないことは自覚していた。住民の方が近くまで来ていたので、気球の傍で話をしたり写真を撮ったりしてもらった。この時、風は穏やかに感じられた。 狭い道路に沿って球皮を倒すことにしたが、リップを引き始めて地上風が逆風だと気が付いた。ポールの存在には気が付いていたので、球皮がかからないようポールの手前までゴンドラを近づけていたが、それが裏目に出て、球皮を裂くことになってしまった。また、クルーが少なかったことに加え、デフレ時には1人が勝手に球皮の傍を離れてしまっていた。 午前の回収が非常に大変だったこともあり、楽をしようとしたことが仇となったと思う。また微風だったとはいえ、クルーの人数が少なかったのだから、もっと正確に風を把握すべきだった。クルーへの指示不足も今回の事故の一因と考えられる。住民の人々との交流は大事だが、その間にも風は変わりつつあるということを念頭に置かなければならない。球皮をポールから外そうとしている際に、みちのくB.C.の人たちが助けに来てくれたのが、非常に助かった。 着陸からデフレまで、しばらく球皮を立てていた(風が穏やかで時間が経った)ときは、リップを引く前に再度風を確認し、必要があれば、再度焚き込んでバスケットを移動させる等、作業の安全を考えてください。

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整理番号:15-006
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/4/6 2015/4/4
7:11頃
群馬県館林市花山町26 つつじが丘公園駐車場 アスファルトの駐車場に着陸時、バスケットと地面の間に引ききったリップラインが入り、リップラインを損傷した。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
530
3
12
43
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1850 UltraMAGIC / H-65 UltraMAGIC / Mk21 w 254 260 最終着陸時 競技 13 2
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
操作ミス なし 未定 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
渡良瀬バルーンレース2日目朝の競技。上空の風(ENE 8m/s)に乗り、東北道を越えたあたりで急に進路が北西に変わった。雨雲が近づいて来ていて、館林市街を越えるのは危険と判断し、市街の手前で着陸地点を探して低空飛行。車止めの無い平坦なアスファルトの駐車場(車両ゼロ)があったので着陸した。着地後、リップ全開でバスケットは地上を20mほど引きずられた。その際に、引ききったリップラインがバスケットの外に出てしまい、バスケットと地面の間に入り、摩擦で損傷した。下端から2mほどと3mほどのところ2か所が、それぞれ20cm程度、外皮がめくれた。回収時にはしっかりした雨が降り出した。 リップラインはバスケットに入れるべきだった。最後のJDGは捨てて、安全なところに早めに着陸すべきだった。 大会中の機体(球皮以外も含む)の損傷は、競技委員長、セーフティオフィサーに報告し、必要なら修理を行ってください。

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整理番号:15-005
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/3/27 2014/9/9
18:23頃
Henry kowo Leaszno, Poland 第1回女性世界選手権。1日目午後の競技フライト離陸時に、隣接して立ち上げていた気球の球皮にバスケットが接触、相手球皮を損傷。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
309
4
-
39
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2000 CAMERON / TR-70 CAMERON / Shadow w 3.5 7 離陸時 競技 - 5
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
操作ミス なし 約3万円 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
午後の競技フライト(FINほか)の離陸地(牧草地)にて、同じ離陸地を選んだ他チームと南北に数機並んでインフレをスタートした。約5〜6メートルの西風が吹く中で左右に揺れながらも浮力をつけてクイックリリースを切り離し上昇、左側(北側)でインフレし立ち上がっていた球皮の赤道部にバスケットが接触し、縦に3パネル程球皮を裂いて上昇した。クイックリリースはトレーラーにつけていた。 強風時の離陸であったが、隣の球皮との距離やクイックリリースの接地状況等の安全面の判断を誤って離陸してしまった。今後は安全性を充分確認した上で、離陸をすることが必要。 密集からの離陸時は、お互いの球皮の動き(揺れ)をよく見て、タイミングを見計らってください。場合によってはパイロット同士で相談して、端から離陸することも考えてください。

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整理番号:15-004
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/1/30 2015/1/12
8:03頃
佐賀県小城市船田 JA佐賀 小城町カントリー横 離陸時、風にあおられ、隣接する電線に接触、アース用のワイヤーを切断。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
68
1
2
12
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1960 Lindstrand / LBL69A Lindstrand / Jetstream w 121 115 離陸時 ゲストフライト 9 3
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス、操作ミス なし 39,455円 電力会社
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
建物(高さ約20m)の風下側でインフレを行ない、少々風が強かったが充分に浮力を付けて離陸すれば風下側の障害物、樹木をクリアできると考えた。またその上昇角度で行けば、更にその先の電線は充分クリアできると判断して離陸した。しかし浮力不足で、建物の上空から吹き降ろす風に押されるように北側からの成分が強く、電線に接近する。慌ててダブルバーナーを焚いたが間に合わず電線に接触、一番上にあるアース用のワイヤーを切断した。 着陸地のことばかり考え、上空の風向きに気を取られ、建物などの影響を受けるその場所で吹く特有の風読みが甘かった。離陸時の状況確認ミスであり、浮力不足が原因と思われる。 離陸地の選定が不適切。重大事故になる可能性があった。ガス圧は6kg/cm3あり、インフレーションハーネスの操作も特別な瑕疵はなかったもよう。背後の風よけの建物は20mほどあり、下降風もあったと思われる。 風下側約20mの障害物は高さ5〜6m、約30m先の電線は高さ約10m。

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整理番号:15-003
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2015/1/18 2015/1/12
9:10頃
佐賀県杵島郡白石町網代 白石高校南 空き田に着陸するためにリップを引いたが、思った以上に高度が下がりすぎたため、ダブルバーナーで回避したが間に合わず、電線上部の保護ワイヤーに接触した。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
250
3
5
9
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1840 INOM / 712E Lindstrand / Jetstream w 221 197 最終着陸アプローチ時 PICトレーニング 3 6
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
強風、判断ミス、操作ミス 予定 未定 電力会社
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
PICのトレーニングフライトで多久市から飛行開始(離陸地の風速は1〜2m、1000ftより上は12m程度であることを認識)。杵島郡江北町白木上空を飛行して、六角川河川敷で着陸するために国道34号線付近で高度を下げ始めたが、1000ft以下の風が思ったより速く、当初の着陸予定地を断念し、高度100ftを維持して飛行する。道路への着陸は飛行速度が速く(6m/s)、着陸後の内へはいる恐れがあるため、未耕作の圃場への着陸を選択する。白石高校の上空を飛行中、前方150mに未耕作の農地があり、広さも充分だと思い着陸を試みる。この時点では高度が高く、もっと高度を落とさないと着陸地を通過すると思い、早めに高度を下げ着陸予定地の手前の送電線(高さ12m)を越えて着陸するつもりでリップを引いたら、思いのほか高度が下がり電線に接触しそうになったので、ダブルバーナーを操作して回避を試みたが、浮力が充分に得られず、電線上部に張ってある保護ワイヤーに接触する。電線に接触は見られず。 風が強いのに安易に空き田を着陸地に選定し、降下速度と移動距離を考慮しなかったため、思ったより早く電線に接近し高さの調整ができなかった。強風時の着陸地の選定は、手前に工作物のない場所が望ましい。 ガス圧は5〜6kg/cm3あったとのこと。 高校の校舎(3階建て)を越えて吹き降ろす流れに引き下ろされた可能性が高い。重大事故になる可能性があった。

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整理番号:15-002
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2014/11/23 2014/11/8
8:17頃
佐賀県小城市牛津町柿樋瀬 JR久保田駅北西の空き田 着陸の際、PICの判断ミスによるハードランディングにより、球皮とバーナーを接続するワイヤーが破損。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
35
0
0
2
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
2200 Kubichef / BB22E CAMERON / super s 79 74 最終着陸時 JOY 14 2
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
判断ミス、操作ミス なし 約2万円 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
ジョイフライトで別PICで離陸。風は離陸前地表が弱い北東風であったが、離陸後東から南東風に変化したため、高圧線を越えて中間着陸し、乗員およびPIC交代の後、PICとPass(Pu/t)の2名で離陸。 離陸時は、南東風を受けて進路を取り、北西の空き田を探すフライトを予定していた。しかし、離陸後間もなく風が北東風に変化し、北成分が強くなってきた(240→200°)ため、南西の高圧線を500ft前後で越え、国道34号の北の空き田にIML。 回収を考えたが、当地が道路拡幅工事予定地に隣接しており、また、付近に農道が少なく、バルーン車の回収に困難が予想されたため、再度PIC判断で離陸。バルーン車は到着していなかった。離陸後、風が210°となったため、着地の適地を探したが、空き田には着地できそうもなく、やむなく市街地越えを想定し、300ftで航行したが、風向が220°になり、当初着地できないと思われた空き田上空に差し掛かったため、市街地越え後の着地可能地が狭いうえに牛津川河川敷に着地できないことから、急きょ着地を決断。ただ、高度がかなりあり、進行方向に水路と電柱、電線がある田があったため、急降下して着陸した。 着地の際、衝撃があり、バスケットが前方に傾き、球皮がたわんでバーナーにかぶさり、そののち反動で1〜2mほど上昇し、再度着地した。乗員にけがはなかったが、回収時に、バーナーと球皮をつなぐワイヤー1本の中間部分に損傷があることを確認した。ワイヤーは、鋼線のうち数本が切れ、よりがほどけかけているなど、損傷の程度は相当高かった。 原因を調べたところ、最初の着地の際、バ−ナーの高さを調節する長さ2cmのレバー(バーナーフレームに存在)がバスケットから見て外側に歪んでおり他の部位に損傷がないため、これに最初の着地時ワイヤーが引っ掛かり、その後の上昇の際圧がかかり損傷したものと推定される。 最終着地の際の航法が市街地越えか、地表べたべたで着陸地を探すか迷い、着陸地の判断が遅れ、急激に降下したのが原因です。方針を早く決め、着地可能地があってもとっさには変更しないことを徹底したいと思います。また、IMLの際、バルーン車の到着を待って次のフライトを判断すべきであったことや、地表の風が緩い中で、着地の時に前方の水路や電線を恐れてリップを引きすぎたので着地の衝撃が大きかったことも反省点です。 なお、クラブで事故時の状況を検討した際には、パイロットと地上クルーとの連絡や連携が不十分なこと、着地時にバーナーを焚くなど衝撃を緩めることにも気を配ることなどが挙がりました。今後は、これらの点を改善し、事故のない安全なフライトをめざして努力します。  11月前半は佐賀では最も田んぼが空いている時期であり、牛津川土手が工事で使えないとしても、どうしても当地で着陸しなければならないほどの状況ではなかった。また、球皮がバーナーに被さるということは地上風は穏やかであり、ある程度狭い場所でも着陸は可能な状況であったと思われる。  この状況では、着陸を決断する前に、まずは、いつでも着陸可能な高度に降りてみた方がよかった。また、機会があればすぐに着陸するということであれば、300ftの高度はやや高過ぎ、判断が遅かったとも言える。  PICに聴取した処、接地時の降下速度は300ft/min程度であったとのこと。 <<本報告書は2014/11/23に受け取っていましたが、事故調側ミスにより、2015年の掲載になりました。

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整理番号:15-001
受付日 発生日 発生時刻 発生場所 概要
2014/12/31 2015/1/13
9:00頃
宮城県登米市迫町 トレーニングフライト時、意図せず地面にタッチし、開口部2パネル程度を焼いた。
パイロットの飛行時間
総P1 30日 90日 1年
116
5
5
10
機体データ・気象条件
機体
サイズ
球皮メーカー
タイプ
バーナーメーカー
タイプ
機体飛行時間 飛行回数 事故発生時点 飛行目的 気象 気温 風速
1950 Inom / 712-69B Colt / MK3 TDJ 186 178 中間着陸時 トレーニング 0 2
損害・原因・連絡
損害 原因 保険 損害額 連絡
球皮開口部2パネル焼損 指示ミス 予定 未定 なし
状況・コメント
状況 P1コメント インストラクター
コメント
Pu/tトレーニングフライト。離陸後30分ほどフライト後、障害物の一切無い広いエリア(伝統、電線も無い)に到達しました。Pu/tとも相談し、新しいガス(ボンベ)に切り替え、その広いエリアでローレベル(15ft〜20ft)でのフライト練習と、メインバーナーとクルーズ(ウィスパー)フライト練習を行いました。20分程度練習後、まだまだ先に行ける範囲でしたので、クルーズ(ウィスパー)のみでのレベルフライトを指示。その時、気球が降下し地面にタッチした。その際に球皮が少し被さった状態になったことと、バーナー自体が少し傾いたかたちでバーナーを焚いてしまい、開口部の2パネルを焼いてしまいました。 Pu/t自体、3回目、約3時間のフライト経験がありました。ローレベルでの練習フライト時に、口頭または20分程度のフライトで、各バーナー(メインとクルーズ)の出力の違いは理解できたと思い込んでいたことと、今回は意図はしないが、タッチ直前で、パイロットバーナーの消火をする指導をするべきでした。今回の事故は、指導Pの責任と考え、深く反省しています。 グラウンドコンタクト時は、程度の差こそあれ衝撃があるので、機体の挙動と乗員の対応について、何度か体験してもらって指導してください。

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