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熱気球パイロットのための健康管理ガイドライン(案)

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2016年9月1日 安全委員会
熱気球パイロットのための健康管理ガイドライン
熱気球パイロットのための健康管理ガイドライン策定にあたって

安全委員会では、この数年、航空医学とパイロットの健康管理等について調査し、セミナーを開くなどしてきました。

そもそもの発端はイグザミナーミーティングでの、「高齢でのライセンス取得や、高齢パイロットがフライトするときに健康面での危険はないのか?」という問題提起からでした。それを受けて安全委員会で調査を開始しましたが、航空機のパイロットでは「航空身体検査」を受けることが義務づけられており、パイロット自身が日頃からその基準を外れないように意識して、健康の維持に努めていることを知りました。そのため、高齢になっても基準をクリアして、飛び続けているパイロットが少なくないこともわかりました。すなわち、年齢の問題以上に、健康管理が重要であることがわかりました。

熱気球は、わが国の航空法では航空機ではなく、置かれる航空環境でも異なる面も多く、また、仕事ではなく趣味でフライトをしている人がほとんどであるなど、航空機と同様の規制をすることが望ましいとは言えません。しかし近年、気球活動中の心筋梗塞の事例などもあり、重大事故につながりかねない健康問題のリスクを考える機会になれば、という考えでガイドラインの策定を開始しました。このガイドラインが年齢にかかわらず、各パイロットの日頃の健康管理の目安として活用されることを願っています。現時点では策定中ですが、ガイドライン(案)として公表し、意見を集約して将来的にはガイドラインとして完成させたいと考えています。

なお、このガイドラインの根拠となっているものは航空身体検査基準です。
もし自分が該当する疾患や症状で気になる事項があれば、全国の航空身体検査指定医にご相談されることをお勧めします。
指定医がいる航空身体検査指定機関は、一般財団法人航空医学研究センターのホームページにて調べることができます。
http://www.aeromedical.or.jp/(2016/9/1)

また、策定にあたっては航空身体検査指定医のアドバイスをいただいていますが、ご指摘やご意見等ございましたら安全委員会までご連絡いただければ 幸いです。

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